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勝者不在のビットコイン・キャッシュ・ハードフォーク

BTCN

2018年11月15日

ビットコイン・キャッシュ(BCH)のハードフォークを伴うソフトウェアのアップグレードが間近に迫っている。ハードフォークは、明日16日午前1時40分の実施を予定している。現状、どのような結末を迎えるかはいまだ不明だ。

BCHには2つのアップグレード案があり、Bitcoin ABCとBitcoin SVの開発チームが対立している。BCHのコミュニティはアップグレード案の採用方法について、ハッシュレートをより多く集め長いチェーンを構築した方が正当なブロックチェーンとみなす「ハッシュ・ウォー方式」を取っている。

どちらが勝者となるかは、実際にハードフォークが起こってからでなければわからない。現在のハッシュレートの状況は以下の通りだ。

現在のハッシュレートをみると、Bitcoin SVが明らかに多くのハッシュレートを集めており勝者はすでに決まっている。ハードフォーク後は、Bitcoin SVのチェーンがより早く伸びることが予想される。

しかし市場では、どちらのコインが勝者となるかを決めかねているようだ。仮想通貨取引所Poloniexでは、1BCHABC(Bitcoin ABC)が251ドル、1BCHSV(Bitcoin SV)が169ドルでそれぞれ取引されている。ハードフォーク前の1BCHは404ドルの価格が付いている。BCHの価格は2つのコインに分散しており、ハードフォーク後にどうなるか予測がつかない。

ハードフォークは前のソフトウェアのバージョンとの互換性がないアップグレードであり、アップグレードを行わないユーザーはネットワークと同期できなくなる。開発者はユーザーに対しアップグレードを告知することはできても、それを強制することはできない。

さらに今回のBCHでは互換性がない上に、2つのアップグレード案が存在するため、どちらのバージョンのブロックチェーンが本物なのかを見極めることが非常に難しい。取引所もどちらのチェーンが残るかわからないため複雑な対応を迫られている。

Bitcoin ABCの支持を表明しているロジャー・バー氏は最近、敵対的なハードフォークが危険であることを認める旨の発言を残している。また、開発方針が異なれば別のプロジェクトを立ち上げた方がいいとの考えを示している。

Bitcoin ABCの開発者Deadal Nix氏は、Bitcoin SVのマイナーがBitcoin ABCのネットワークを攻撃しようと試みた場合に備え、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)アルゴリズムの変更を視野に入れていると発言している。

今回のハードフォーク騒動は、仮想通貨トレーダーには新たな投機材料として好感され、BCHの価格はここ数週間で最大50%ほど上昇した。しかし長期的にみるとプロジェクトの不確さを露呈したことで、投資家の信用を失った可能性がある。

仮想通貨をお金として扱う際に最も重要な透明性や安定性を、今回のアップグレードは欠いたのではないだろうか。その意味では、どちらが生き残ったとしても真の勝者は存在しない。片方が生き残るのかそれとも両方が生き残るのか、その答えは今夜ブロックチェーン上で出される予定だ。

ソース元:BTCN

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