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BCHハードフォークにより損失を被った投資家がBitmainやBitcoin.comを訴える

BTCN

2018年12月09日

United American Corp(UnitedCorp)が、Bitmain、Bitcoin.com、Roger Ver氏、Kraken、Bitcoin ABCに対し訴えを起こした。同社は被告らがビットコインキャッシュ(BCH)のネットワークを乗っ取り個人的な利益を得ようとしたとし、今後BCHの開発には関わらないよう求めている。同社はブロックチェーンの開発やマイニングなどを行っている。

BCHは11月15日にハードフォークを実施しており、BCHABCとBCHSVの2つの異なるブロックチェーンに分かれている。UnitedCorpが訴えているのはBCHABCのハードフォークを主導した者たちだ。

BCHABCはハードフォーク前から現在までの3週間ほどで価格が急落しており、UnitedCorpは下落の原因がハードフォークによるものだったとし、ハードフォークを主導した被告に対し損害補償を要求した。

BCHABCはハードフォーク前から72%も価格が下落している。

UnitedCorpは、BCHの乗っ取りスキームを以下の図で表している。

マイナー、メディア、開発者、取引所による談合があったとUnitedCorpは主張する。UnitedCorpの主張は以下のとおりだ。

1.Bitcoin ABCがソフトウェアを開発し、Bitcoin.comがこのBitcoin ABCをメディアで取り上げサポートしていた。
2.Bitmainがマイニングの補助を行い、トークンをKrakenで売却していた。
3.売却資金の一部は中国政府に渡り、Bitmainは政府から電力供給を受けていた。

ハードフォーク直後、Bitcoin ABCのハッシュレートが不自然な形で高くなったことが確認されている。これはBitcoin.comが運営するマイニング・プールがBitmainからハッシュレートを借りたものだったようだ。Bitcoin ABCのブロックチェーンをネットワーク上の正当なチェーンにするため、一時的にハッシュレートを高める狙いがあったとみられる。

ハードフォーク直前までBCHSVのハッシュレートはBCHABCのハッシュレートを上回っていた。しかしハードフォーク後はBCHABCがハッシュレートで逆転していた。

UnitedCorpは、今回のハードフォークを通じたソフトウェアのアップグレードは、ごく少数の個人と企業によって企てられたものであったと結論づけている。また10月20日に緊急的に導入された「Reorge Protectoin」は、将来の発展にも悪影響を及ぼす毒薬だと表現している。

UnitedCorpのBenoit Laliberte最高経営責任者(CEO)は以下のように述べている。

「我々は民主的に整合がとれた分散型ブロックチェーンのネットワークに価値があると信じている。ビットコイン・キャッシュのような仮想通貨に対する信頼を保つためには、特定の個人や団体が管理するといったことがあってはならない」

ブロックチェーンは特定の開発者、マイナー、ユーザー、権力者に影響されることがないネットワークを構築することで、中立性と透明性がある仮想通貨を生み出すことができる。しかしネットワークの参加者間のパワーバランスを保つのは難しい。すべてのステークホルダーが均等に利益を得ることができる仕組みと正しい行動を促すインセンティブ構造がブロックチェーンには必要不可欠だ。

ソース元:BTCN

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