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カルパースを株主にもつ定量分析ファンドTOBAMが欧州初のビットコイン連動型投資信託を開設

THE COINTELEGRAPH

2017年11月23日

カルパースを株主にもつ定量分析ファンドTOBAMが欧州初のビットコイン連動型投資信託を開設

フランスのパリに本拠をおく1兆円規模のファンド運営会社であるTOBAMが22日、欧州で初となるビットコイン価格に連動した投資信託(ミューチャルファンド)、TOBAMビットコインファンドを開設することを発表した。同投資信託は非上場の代替的投資ファンドの一種で、既にフランス金融局より承認されているという。監査事務所はプライスウォーターハウスクーパースで、保管機関は仏金融大手クレジット・アグリコール傘下のCACECIS。

 同ファンドによると、ビットコインファンドの設立は規制当局の監督下にある機関投資家のニーズに対応したもの。私募形式で世界中の機関投資家より投資を募り、今後2~3年で450億円規模にすることを見込む。

 TOBAMは仏金融大手クレジ・リヨネ傘下の資産運用会社CEOだったイブ・シュエファティ氏によって2005年に設立されたファンドで、一時リーマンブラザーズに吸収されたのち再びスピンオフした。数学的アプローチを採用し、「最大限の分散投資」を投資哲学としていることで有名。カリフォルニア州職員年金基金(通称カルパース)やクレジ・アグリコールの資産運営企業も大株主として名を連ねる。

 プレスリリースによると、ビットコインへの投資は「リスク分散的な角度からも利点がある」という。

 同ファンドの事業開拓担当者であるクリストフ・ロエリ氏によると、「(規制当局の監督下にある機関投資家が)ビットコインへ直接投資することは運営上非常に難しい。プラットフォームの選択から、保管の際の安全措置、またビットコインのプロトコルに変更がかかった際の対応など難しい問題が多い」。

 今回のビットコインファンドは、ビットコインへの直接投資できない機関投資家が比較的容易にビットコインの世界に踏み出す窓口になるのかもしれない。定量的手法を使ったいわゆる「インテリ」ファンドによって設計されており、運営する親ファンドも世界最大級の機関投資家から投資をうけた実績も多い。

 機関投資家が安心して投資できるようになれば、ビットコインが投資商品としてますます広がっていくかもしれない。

ソース元:THE COINTELEGRAPH

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